秋葉原を歩くと、多くの外国人観光客の姿を目にします。大きなリュックサックを背負った白人や、頭にカジュアルカラーのスカーフをまいたイスラム系の女性、ハングルか北京語か広東語で話している(と思われる)アジアからの観光客。様々な国の、様々な民族がこの秋葉原を訪れています。
でも、彼らは一体、なぜ秋葉原に集うんでしょう? 月2回、外国人観光客と秋葉原を巡る"秋葉原新発見ツアー"を行っている、NPO法人秋葉原観光推進協会に聞きました。
「外国人観光客の中でも"アキハバラ"は観光地として名前が知られており、名称がブランド化している面があるようです。ツアーに申し込まれる方も、向こうの検索エンジンで"Akihabara"という単語で検索して来られる方もいらっしゃいます」(NPO法人秋葉原観光推進協会)
へぇ、秋葉原は外国でも有名になっているんですね。秋葉原を訪れる観光客には、アニメや漫画オタクの数はそれほど多くないそうですが、それらを"日本の現代文化"というふうにとらえている人が多く、パンフレットやフリーペーパーに描かれたアニメ絵は、おみやげとして喜ばれるそう。
なぜ秋葉原は外国人にとっての観光名所になったのでしょうか?
「免税店も多く、電気製品が安く買えますし、電脳街の街並みやメイド喫茶などは、やはり外国人観光客にも珍しく見えるようです。それに実は秋葉原って、非常に外国人に対応した街になっていて、特に免税店などでは、英語・中国語・韓国語が通じる外国人スタッフが多く常勤しています。ほかにもバングラデシュなどのアジア系や、中東出身の店員もいたり、もし自分の店に言葉のわからないお客さんが来ても、『その言葉なら○○の店の××さんなら話せる』などと、どこにどんな人がいるか、お店同士がわかっている。大体の国の言語がそのまま使えるお店がこれだけ集っている地域は、世界的にも珍しいと思います」(同)
たしかに、筆者も秋葉原のお店でPCを買う際、バングラデシュ人の店員に対応してもらったことがあります。日本語ができない外国人観光客にとって、どの店でも英語や母国語が使えるというのは、大きな安心かも。秋葉原は外国人観光客にうれしい、国際都市・秋葉原でもあったんですね。
